【使わない機能は失われていきます】

brain inscription on cardboard box under flying paper pieces

子供のころは簡単にできたのに

大人になっていざやってみると

意外とできなくなっていることって多いですよね。

シンプルな筋力低下なども関わってきますが

脳の使わない機能をシャットダウンするという

特性が関係しています。

脳には可塑性という特徴があります。

可塑性とは簡単に言うと、

常に変化する性質ということです。

例えば逆上がりをするために練習を重ねると

逆上がりをするための動作が身につきます。

これはカラダが勝手に覚えてくれているのではなく

逆上がりをするときは、ここをこうしてこう動かすという

神経ネットワークが脳に構築されることで

逆上がりを習得することができます。

このように脳は何かを学習する際に

新たなネットワークを築く(変化させる)

ことで様々なことができるようになっていきます。

これを可塑性といいます。

こう聞くと、可塑性はいいことじゃんと思いますが、

常に変化するという性質を忘れてはいけません。

常に変化し続けるので

学習し続ければ脳はいい方向に変わっていくかもしれませんが

さぼり始めると脳は使わない機能だと判断して

その機能をシャットダウンしていきます。

先ほどの逆上がりの例でいくと

逆上がりができるようになったのは

脳に可塑性があるからですが、

何年も逆上がりをしていないと

できなくなっていることがあります。

これもまた脳の可塑性によって

「逆上がりをするときのネットワークは使ってないからもういらないよね」

ということで、どんどんシャットダウンしていきます。

これは逆上がりといった複雑な運動だけでなく

日常動作レベルでも起こってきます。

使われない機能は失われていきますが

皆さんご安心ください。

いくつになっても脳は新たなネットワークを築いてくれます。

また使っていれば機能は失われることはありません。

まずは機能が失われないように多様な運動をしていく、

そして一度機能が失われてしまっても

しっかりと順序を踏んでトレーニングをしていくことで

機能は戻っていきます。

最近バランス感覚が悪くなってきた

柔軟性が落ちてきた、

体が思うように動かせないといった方は、

早めに運動を始めるのがいいかもしれません。

僕も衰えないように

いろいろ動きでのトレーニングに勤しんで

いきたいと思います。

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