陥りやすい手段の目的化
ブログをご覧いただきありがとうございます。
静岡市駿河区のパーソナルトレーニングジム
I.S.C. labの杉山です。

「手段の目的化」
お仕事をされている方であれば1度は聞いたことがありますよね。
学生の方はあまりないかもしれません。
手段の目的化とは、
ある目的を実現するために手段を選択したはずなのに、
その手段を実行すること自体が目的化してしまうことです。
これはビジネスシーンだけではなく
トレーニングにおいても起こっていることが多く
特にアスリートが陥りやすいです。
例えばハシゴ状のものを地面に置いて
それを素早いステップで跨ぎながら進んでいく
ラダードリルというものがあります。

ラダードリルをやったことがある方は、
“早く!早く!“とコーチから言われ
どうすればラダードリルでのステップが早く踏めるのか考え
ラダードリルが上手くなるために頑張っていませんでしたか?
これはプレー中のステップ強化のために
ラダードリルを行なっていたつもりが
ラダードリルを上手くなるために
ラダードリルの練習をしていたということですよね。
これこそが手段の目的化です。
手段が目的化しているとなかなか結果に結びついてきません。
長くなるので具体例は控えますが
これはダイエットやボディメイク、健康維持のトレーニングにおいても
同じことが起こり得ます。
頑張っているつもりが上手く結果が出ないなんて方は
一度““手段が目的化“していないか確認してみるいいかもしれません。