【なぜ睡眠は必要なのか】

ブログをご覧いただきありがとうございます。

静岡市駿河区登呂のパーソナルトレーニングジム

I.S.C. labの杉山です。

photo of tabby cat sleeping on chair

毎日当たり前に行っている行為”睡眠”

1日の約1/3もの時間を費やしているのに

当たり前すぎてあまり気にされない

睡眠についてのお話です。

皆さんなぜ睡眠が必要だと思いますか?

脳を休めるため、記憶を定着させるため、

などなど様々理由が思い浮かんでくるかと思います。

どれも間違いではなく、

睡眠が必要な理由に当てはまります。

ですが、これだと話題が終わってしまうので

もう少し掘り下げていこうかと。

様々な睡眠をする理由は思い浮かびますが、

睡眠をする意義としては

大きく3つに分けられます。

それは

・脳幹と視床下部を維持するための睡眠

・記憶を定着させるための睡眠

・消費エネルギー抑制のための睡眠

です。

「脳幹と視床下部を維持するための睡眠」

脳幹や視床下部と言われてもなんのこっちゃだと思いますが

これらは呼吸や自律神経の調節、血管運動などを司る

生命維持には必要不可欠な脳の一部になります。

この部分の機能が破綻してしまうと

”生きる”ことができなくなってしまうので

睡眠をすることで機能を維持していると言われています。

脳幹と視床下部が休んでいる時の睡眠を

一般的に浅い睡眠と認識されているレム睡眠を言います。

睡眠不足によって自律神経が乱れたり、

胃腸にトラブルが出てくるのは

ここが休んでいないことが

大きな原因となっています。

「記憶を定着させるための睡眠」

寝ているときに記憶は定着するから

受験期でも睡眠は大切と聞いたことはありませんか?

まさしくその通りで、睡眠によって記憶は定着すると

考えられています。

一番最初に記憶されるときは

浅い睡眠であるレム睡眠時に記憶されると言われていますが

この時に記憶されたものは”短期記憶”としてしか残りません。

そこから深い睡眠あるノンレム睡眠時に

情報を選別して、大脳皮質へ記憶が転送され

記憶に意味づけが行われながら長期記憶へとなっていきます。

高校・大学受験や大人になってからの資格試験など

徹夜して頑張るイメージがありますが

コツコツと計画的に睡眠時間を取りながら

やっていくのが良さそうですね。

「消費エネルギー抑制のための睡眠」

自然界では消費カロリーが高い生き物ほど

睡眠時間が長い傾向にあります。

それもそのはず、消費カロリーが高い=燃費が悪い生き物が

日中動き回っていたら餓死するリスクが高まってしまいます。

なので自然界では、消費カロリーを抑制するために

食べたらすぐ寝るのが得策になります。

これはヒトでも同様で、若者のように基礎代謝が高く

燃費が悪いと、睡眠時間は長い傾向にあり、

高齢者になっていき、基礎代謝が下がっていくと

睡眠時間が短くなっていきます。

つまり、歳を重ねて寝れなくなってきた

という方は適度な運動をして基礎代謝を上げることで

寝れないといった問題が解決するかもしれません。

いつも何気なく行っている睡眠ですが

改めてその意義を見てみると

大切さがわかりますね。

睡眠不足の影響や理想的な睡眠時間などなど

今後も睡眠について掘り下げていこうと思います。

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