視野狭くなってませんか?
ブログをご覧いただきありがとうございます。
静岡市駿河区のパーソナルトレーニングジム
I.S.C. labの杉山です。

先日の姿勢の記事の中でも出てきた視覚。
ここに問題を抱えると
・体の痛みやこり(特に首肩)
・眼精疲労
・姿勢の悪化
などなど様々な不調に繋がってしまいます。
そんな視覚ですが、
その中でも現代のライフワークでは
視野に問題を抱えるケースが多く見られます。
人間の視野は意外と広く
左右それぞれ100度ほどあると言われています。
つまり、耳のチョイ後ろまでは
視野の範囲があるということです。
ですが、実際にモノを明瞭に識別できるのは
1°〜2°程度と言われ、驚くほど狭いです。
(これを中心視野と呼びます)
また脳がモノの形や色をある程度識別できるのが
左右それぞれ30°ほどと言われています。
(これを有効視野と言います)
ではそれ以外の70°弱(周辺視野)はあまり重要ではないか
というとそうではなく、めちゃくちゃ重要になります。
周辺視野が狭くなっていくと
周囲の情報量が少なくなっていくので
咄嗟の状況に対応できなくなります。
(例えばモノがとんできたりなど)
そうなると、体は安心できないので
常に体を緊張させて咄嗟の状況に
備えようとします。
結果として、常に体は緊張してしまい
体のこりや痛みに、姿勢の悪化に繋がってしまいます。
現代のライフワークでは
スマホ・パソコンの使用時間が多く
周辺視野が狭くなっている方が多くいます。
遠くを眺める、自然の中に行くなど
デジタルデバイスから離れる時間を
作っていきたいですね。